「警備員の仕事」の将来性
警備員として働きたいと考えている人の中には「AIやロボットが普及したら、将来的に仕事が減るのではないか」と不安に思う人もいるでしょう。
近年はさまざまな業界でAIや自動化が進んでいるため、これから長く働くことを考えると、警備の仕事に将来性があるのか気になりますよね。
この記事では、交通誘導警備を中心に、警備員の仕事が今後どう変わっていくのか、AIやロボットとの関係も含めて紹介します。
警備員が必要とされる現場は幅広い
警備員が働く場所は、工事現場や商業施設、イベント会場などさまざまです。
特に交通誘導警備では、道路工事や建築工事などで車両や歩行者の安全を確保する役割があります。
道路や建物、インフラの整備・維持には継続的な工事が必要になるため、それに伴って交通誘導警備が必要になる現場も発生します。
また、イベントや地域行事など、多くの人が集まる場所では雑踏警備が必要になる場合があります。
そのため、警備の仕事は一つの業界や特定の種類の現場だけに依存しているわけではありません。
交通誘導警備は人の判断が重要な仕事
交通誘導警備は、決められた動作を繰り返すだけの仕事ではありません。
現場では、一般車両や工事車両、歩行者、自転車、現場作業員など、さまざまな人や車両が動いています。
さらに、道路状況や工事の進み方によって、その場で対応を変えなければならないこともあります。
- 車両の速度や動きを確認する
- 歩行者や自転車の安全を確認する
- 工事車両の出入りを誘導する
- 他の警備員と無線で情報を共有する
- 予想外の動きやトラブルに対応する
こうした仕事では、周囲の状況を見て判断する力や、人とのコミュニケーションが重要になります。
そのため、技術が進歩したとしても、人が担う役割がすぐになくなるとは考えにくい分野です。
AIや警備ロボットが活用される場面も増えている
一方で、警備業界でもAIやカメラ、センサー、警備ロボットなどの活用は進んでいます。
たとえば施設警備では、ロボットが建物内を巡回したり、カメラやセンサーを使って異常を検知したりする仕組みがあります。
交通誘導やイベント警備でも、カメラやAIを使って車両・歩行者・混雑状況などを検知し、警備員へ情報を知らせる技術があります。
こうした技術は、警備員の代わりにすべての仕事を行うというよりも、情報収集や監視などをサポートする用途で活用されています。
AIが得意な仕事と人が得意な仕事は違う
AIやロボットは、決められた範囲の監視や大量の情報を処理することを得意としています。
一方、人はその場の状況を見ながら判断したり、相手に合わせて声をかけたり、予想外の出来事に対応したりすることを得意としています。
警備業務でも、それぞれの得意分野を組み合わせることで、安全性や業務効率を高められる可能性があります。
- AI・ロボット:監視、検知、情報収集、繰り返し作業など
- 警備員:状況判断、声かけ、誘導、関係者との連携、緊急時の対応など
今後は「人かAIか」という形ではなく、AIやロボットを使いながら警備員がより重要な判断や対応を行う働き方が増えていくと考えられます。
AIの導入は警備員にとってメリットにもなる
AIやロボットの導入は、必ずしも警備員にとってマイナスとは限りません。
警備員が行っていた監視や確認作業の一部を機械が補助できれば、人はより安全確認や判断が必要な業務に集中しやすくなります。
また、人が長時間確認し続けるには負担が大きい場所や、危険を伴う場所の確認に機械を活用できる可能性もあります。
技術を活用することで、警備員の負担を減らしながら、より安全な警備につなげていくことも期待されています。
女性を含め幅広い人が働く仕事になっている
警備員というと男性の仕事というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、女性警備員もさまざまな現場で活躍しています。
イベント会場や商業施設などでは、来場者への案内や声かけなど、人とのコミュニケーションが必要な仕事も多くあります。
警備の仕事は体力だけで決まるものではなく、周囲を見る力や気配り、落ち着いて対応する力なども生かせる仕事です。
また、空調服などの装備や業務をサポートするシステムの導入によって、以前より働きやすい環境づくりを進めている警備会社もあります。
警備員として長く働くならスキルアップも大切
警備員として長く働くことを考えるのであれば、現場経験を積むだけでなく、資格取得やキャリアアップを目指すことも大切です。
交通誘導警備では「交通誘導警備業務検定」などの資格があり、資格を取得することで担当できる仕事の幅が広がる場合があります。
また、経験を積んだ後には、隊長として現場をまとめたり、新人をサポートしたりする役割を目指すこともできます。
AIやロボットなど新しい技術が導入されても、現場を理解して判断できる人材や、他の警備員をまとめられる人材の役割は重要です。
警備員はこれからも必要とされる仕事
警備業界でもAIやロボットの活用は今後さらに進んでいくと考えられます。
ただし、警備の仕事には、その場の状況を判断すること、人に声をかけること、関係者と連携することなど、人が担う必要のある業務が数多くあります。
特に交通誘導警備や雑踏警備では、現場ごとに状況が異なり、予想外の出来事にも対応しなければなりません。
そのため、警備員の仕事そのものがなくなるというよりも、技術を使いながら仕事の進め方が変化していくと考える方が現実的でしょう。
まとめ
AIや警備ロボットの活用が進んでも、交通誘導警備や雑踏警備では、人による状況判断やコミュニケーションが重要です。
今後は、監視や検知など機械が得意な部分をAIやロボットが支援し、人が判断や誘導などを担当する形が増えていくと考えられます。
これから警備員を目指す方も、現場経験や資格取得などを通してスキルを身につけることで、長く活躍できる可能性があります。
セキュリティスタッフでは、未経験から交通誘導警備・雑踏警備を始める方も募集しています。
これから警備の仕事に挑戦したい方は、ぜひご応募ください。
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