5年前のパソコンを使ってる経営者はヤバい
デスクワークにパソコンを使う場面はよくあることだと思いますが、そのよく使う道具に投資をすることが、どれだけ生産性、効率性を高められるか、逆に言えば、パソコンに投資しないことが、どれほどの損失になるか、気にしている人はどれだけいるでしょうか?
個人的に使うだけなら問題ないかもしれませんが、会社で使うパソコンは、経営者であれば意識する必要があると思います。
5年前のパソコンを使ってる経営者は、なぜヤバいのか
セキュリティスタッフは、ディープラーニングや4K動画編集をするわけでもなく、特別に重い作業をするわけではありません。
それでも、5年以内には全社員のパソコンを買い替えるか、カスタムします。
新しくパソコンを買う時に、かなりハイスペックなものを選んでいれば5年後でも耐えられるスペックかもしれませんが、それでも、例えばHDからSSDに交換したり、メモリーを増設したり、それほど大きな金額の投資をしなくても、日々の作業はサクサク快適になります。
パソコンは古くなれば遅くなります。キレイに使っていれば長持ちする的なことではなく、大事に使っていても、性能は相対的に落ちていきますし、そのパソコンを使って動かすソフトが高機能になっていけば、一回クリックしてクルクルカクカクするような状態になってしまいます。
一回一回はわずかな時間でも、それを一日に何百回して、その作業をする人が数十人いたら、、
それをコストだと感じない経営者はヤバい
2万円で42%効率を上げる方法
性能以外に、もっと視覚的にわかりやすいのがモニターの増設です。
セキュリティスタッフでは、全員がデュアルモニターで作業しています。最初は私だけがやっていましたが、試しに一人、二人とモニター増設してみたら、今まで「社長だけ画面二つで、あたおかなんじゃね」みたいな目で見ていて社員さん達も「これめちゃくちゃ便利じゃね」となり、今では全員縦2画面仕様です。
モニターが増えると、大は小を兼ねる。机が広ければ、作業効率があがる。とにかくシンプルに一つが二つになれば、より便利になるわけです。
デメリットは、目の前に高い壁がそびえ立つこと。同じデスクの島でも向かい側の人の姿は一切見えません。(デュアル縦置きなうえに、モニターも大きいので)あとは、レイアウト変更がちょっと大変。フリーアドレスとかは難しい。(ノートとサブモニターの組み合わせなら可能)
とは言え、モニターとそれを付ける支柱を合わせても2万円もあれば揃うので、試しに投資してみる価値は大きいと思います。
どこぞの調査では、シングルからデュアルモニターにするだけで、デスクワークの生産性が42%も向上するそうです。
8時間で11時間21分の作業が出来る。
ピンとこない人は、ベンチプレス100kgがマックス重量だったのが、デュアルモニターにしただけで142kg挙がると言われたらよくわかると思います。
こんな少額の投資で、大きなリターンが得られるなら、やらない方があたおかです。
なぜ生産性、効率にこだわるのか
別に、私はパソコンオタクでもなければ、詳しくもありません。それでも、スペックや使い勝手にこだわるのは、直接的に生産性や効率を上げたい事もそうですが、社員の働く環境改善につながると思うから。
私が社員の立場だったら、いつまでもカクカク動くパソコンしか与えられず、買い替え提案も受け入れてもらえなかったら、きっとこの会社は生産性とか効率とかどうでもいいんだろうな、と思うだろうし、会社の文化を示す意味でも、道具への投資はわかりやすい取り組みだと思います。
梅本和希、