【交通誘導警備を依頼したい】料金の相場はどれくらい?
警備員を依頼する前に「相場を知りたい」と思う方も多いですよね。
しかし、実はあまり知られていない警備員の料金。
この記事では、警備料金の相場について紹介していきます。
警備料金の相場
警備料金の相場といっても、依頼したい業務内容によって異なります。
それぞれ時間帯や有資格者などの条件によっても価格は変動しますが、一般的な「平日昼間8時間の警備料金」はこちらです。
施設警備・巡回警備・機械警備:1人20,000~25,000円ほど
交通誘導警備・雑路警備:1人19,000円~25,000円ほど
貴重品運搬警備・核燃料物質等危険物運搬警備:1人25,000円ほど
夜間であれば、上記の価格よりも30%以上高くなります。
また、支払う警備料金なかには、当然ですが、賃金だけでなく福利厚生費や経費も含まれています。
次では、セキュリティスタッフでも受注している「交通誘導警備・雑路警備」の料金について詳しく紹介していきます。
相場よりも高くなる場合
「交通誘導警備・雑路警備」の料金も、さまざまな条件によって変動します。
夜間や有資格者が必要な場合など、相場よりもどれくらい高くなるのか見ていきましょう。
有資格者が必要
「資格者配置路線」や「指定路線」と呼ばれる路線で交通誘導を行う場合には、必ず1人以上の「1級又は2級の交通誘導検定合格警備員」の配置が必要です。
警備会社によって料金に差はありますが、資格を持っている警備員を依頼するほうが3,000~5,000円ほど高くなります。
「安く抑えたい」と思うかもしれませんが、指定路線での有資格者の配置は法律で定められているため守らないといけません。
時間や時期
夜間や土・日・祝日の警備も相場より高くなることが多いです。
割増料金は警備会社によってさまざまですが「土・日・祝日の夜間の警備料金」は、1人25,000円~30,000円ほどと、平日昼間よりも30%以上高くなるのが一般的です。
また、交通誘導警備は冬に忙しくなり、春から夏にかけてが閑散期とされています。
そのため、人手不足が加速する冬には価格が高くなりやすいでしょう。
その他
ほかにも、地方よりも都心のほうが交通誘導警備の価格が高くなります。
理由は、都市部のほうが地方に比べると警備員の数が不足していることや、人件費が高いからです。
反対に、地方で大規模な公共事業が行われると、急に警備員の供給不足になり、料金が高くなることもあります。
相場よりも安くなる場合
警備会社によっては、長期契約や大口契約に対して警備料金の値引きをしてくれるところもあるので、相見積もりを取り交渉してみるのも良いでしょう。
料金だけで選ぶのは危険
「警備の費用を抑えたい」からといって、相場よりも安い警備会社に依頼すると、当日になって警備会社から「今日行けません」とキャンセルされることもあります。
「そんな失礼なことあるの?」と思う方もいるかもしれませんが、セキュリティスタッフには「お願いしてた警備会社にキャンセルされて…今日どうしても」という依頼が度々あります。
さらに、閑散期は安くても、繁忙期になると急に料金を高くする警備会社もあるので注意が必要です。
警備会社を選ぶ際は、料金だけで選ばず、警備員の在籍数や有資格者の有無なども参考にしながら選びましょう。
警備会社の選びかたについては【交通誘導警備を依頼するなら確認しておきたい警備会社のチェックポイント】の記事もご覧ください。
セキュリティスタッフのポイント
セキュリティスタッフの警備員の料金は、一般隊員の平日昼間で1名20,000円が平均です。
有資格者の配置や時間帯、曜日によっても料金は高くなるので「料金が安い警備会社」ではありません。
しかし、安さよりも安定した配置や、急なご依頼にもお応えすることを重視しております。
セキュリティスタッフには750人以上の警備員が在籍し、150人以上が有資格者なので、安定した配置が可能です。
急なご依頼などで、どうしても相場の料金より高くなることはありますが「繁忙期だから」という理由だけで特別に料金が高くなることはありませんのでご安心ください。
まとめ
交通誘導警備・雑路警備の料金の相場は「平日昼間8時間」で1人19,000円~25,000円ほどです。
料金は、有資格者の配置や夜間、土・日・祝日など、さまざまな条件で高くなります。
「安く抑えたい」からといって価格だけで選ぶと、当日キャンセルなどのトラブルが起きる可能性もあるので注意しましょう。
警備を依頼する際は、料金だけで選ばず、警備員の在籍数や有資格者の有無なども参考に信頼できる警備会社を選んでくださいね。