警備員の面接対策!面接で重要なポイントとは
警備員には特別な資格や学歴がなくてもなれるため、採用されやすい職業だといわれています。
しかし、いくら「採用されやすい」とはいえ、面接で不採用になる人が0ではありません。
そこで、この記事では、2号業務にたずさわる警備員の面接で重要なポイントを紹介します。
そもそも警備員として働けない人もいる
「採用されやすい」といわれる警備員ですが、警備業法には、警備員になれない人が定められています。
この、警備業法に記載されている「欠格事由」に1つでも当てはまると、警備員として働くことができません。
項目は下記の8つです。
- 18歳未満
- 破産手続開始の決定を受けて復権を得ない者
- 過去に禁固以上の刑または警備業法の規定に違反し罰金刑となり、処分から5年以上経過していない者
- 直近5年間で警備業法に違反した者
- 集団・または常習的に警備業の規則に掲げる罪にあたる行為を行う恐れがある
- 暴力団員と関わりがある
- アルコールや薬物の中毒者
- 心身に障害を抱え、警備業務を正しく適切に行うのが難しい者
欠格事由については【欠格事由ってなに?警備員になれない人もいます】の記事もご覧ください。
熱中症のリスクが高い人
欠格事由ではありませんが、2号業務にたずさわる警備員は「熱中症のリスクが高い人」も不採用になる可能性があります。
理由は、2号業務は屋外での警備がメインなので、熱中症のリスクが高い人にとって暑さが厳しい夏の環境は危険が伴うからです。
面接でのアピールポイント
警備員の面接で「何をアピールしたら良いだろう」と悩む人も多いのではないでしょうか。
ここでは、主に2号業務(交通誘導警備・雑踏警備)でのアピールポイントを紹介します。
体力に自信がある
交通誘導警備や雑踏警備警備の仕事は、屋外での立ち仕事が基本です。
そのため「体力に自信がある」というのは大きな強味になります。
具体的には「外で働いた経験が豊富」「体を動かすのが好き」ということをアピールすると良いでしょう。
チームワークを大切にできる
警備員の仕事に対して「1人で気楽そう」というイメージを持つ人も多いですが、実はチームワークが不可欠な仕事です。
たとえば、無線を使って相方の警備員と必要なコミュニケーションを取ったり、周りを見て次はどうするのか行程を把握する必要もあるからです。
必ずしも「高いコミュニケーション能力」は必要ではありませんが「チームの一員」という意識を持って仕事ができることをアピールすると良いでしょう。
セキュリティスタッフが求める人材とお断りした例
さきほど紹介した「体力に自信がある方」や「チームワークを大切にできる方」は、セキュリティスタッフでも警備員に向いていると考えています。
しかし、実際、セキュリティスタッフでは「〇〇でないと採用しない」などの条件はありません。
欠格事由に該当する人や持病で危険が伴う人はお断りしていますが、基本的には特別なアピールポイントや志望動機がなくても「働きたい」「自立したい」といった思いを大切にしています。
そして、警備員という仕事を通して、仕事のやりがいや楽しさ、働くことの意義を見つけてもらいたいと考えています。
こんな方は不採用になりました
セキュリティスタッフの面接で不採用になる人は少ないですが、0ではありません。
では、具体的にどのような人が不採用になったのか少しだけ紹介します。
前の会社の悪口が多い人
警備員の面接では、転職経験が多い人もいらっしゃいます。
もちろん、転職自体は決して悪いことではありません。
しかし、会社を辞めた理由として、どの転職の際も一方的に「会社が悪い」と思っていたり、前の会社の悪口ばかり言う人はお断りすることもあります。
働きたい時だけ働いて、自由に休みたい人
柔軟なシフトで働けるのが警備員の仕事のメリットでもありますが「明日休みます」と言って簡単に休める仕事ではありません。
シフトで決まった休み以外に急に休みを希望する人や「土日祝は必ず休みたい」という人は難しいです。
特に、セキュリティスタッフの場合は警備案件も多いので「しっかり働いて稼ぎたい!」という人に向いています。
スマホを絶対に使いたくない人
セキュリティスタッフでは、警備員が書く警備報告書などでスマホを使用します。
難しい操作はありませんが「どうしても使用したくない」という人は不採用になってしまいます。
とはいえ、スマホを持っていない方には支給し、操作方法もお伝えしているので、珍しいケースです。
まとめ
2号業務にたずさわる警備員の面接では「体力に自信がある」「チームワークを大切にできる」などがアピールポイントになるでしょう。
アピールポイントと共に、しっかりと「働きたい」という思いを伝えて採用を目指してくださいね。
セキュリティスタッフでも、交通誘導警備・雑踏警備を募集しています。
名古屋で警備員の仕事をお探しの方は、ぜひ一緒に働きましょう。