中高年・シニアが警備員へ転職する際に知っておきたいポイント

中高年・シニア世代での転職は、若いころに比べて厳しいのが現実です。
「面接までいけず、書類審査で落ちてしまう」という場合も増えてくるでしょう。
しかし、そうした中でも、年齢やスキルに関係なく働けて人気が高いのが「警備業界」です。
この記事では、中高年やシニアが警備員に転職する際に重要なポイントを紹介します。
中高年・シニアに警備の仕事が選ばれる理由
中高年・シニアに警備員が選ばれる理由としては、
- 未経験でも働ける
- 18歳以上であれば年齢制限がない
- 求人倍率が高い
- シフトが比較的柔軟に設定できる
- 他の職種と比べると給与水準が高い
などがあります。
中高年やシニア世代で転職しようとすると、スキルや経験が求められることが多いですよね。
しかし、警備の仕事は特別な資格やスキルがなくても未経験からチャレンジでき、中高年以上の方も積極的に受け入れています。
さらに、シフトが比較的柔軟に設定できるため、プライベートとのバランスも取りやすいです。
中高年になると親の介護が必要になる家庭もありますが、そのような事情がある人にとっても警備の仕事は選びやすいでしょう。
実際に、セキュリティスタッフで働く警備員の平均年齢は52歳と、やはり高年齢の人がたくさん活躍しています。
警備員に転職する際に知っておきたいポイント
中高年やシニアが活躍できる警備業界ですが、決して楽して稼げる仕事ではありません。
ここでは、警備員の主な業務内容や、シニアだからこそ確認しておきたい給与形態について紹介します。
警備員の業務内容を知る
警備員は、業務内容によって4種類に分けられています。
- 1号業務:施設警備
- 2号業務:交通誘導警備・雑踏警備
- 3号業務:貴重品運搬警備
- 4号業務:ボディガード
4種類の中でも、求人が多く一般的なのが「1号業務」と「2号業務」です。
1号業務
1号業務は、主に施設や事務所、住宅において事故やトラブルが発生しないように警備を行っています。
具体的には、大型スーパーやデパート、レジャー施設が勤務先です。
ほとんどの場合は屋内での業務となるため「体力的な負担が少ない」ことが大きなメリットでしょう。
ただ、夜勤のある現場では交代で休憩・仮眠を取ります。
ローテーションによっては変な時間に寝なければならず、慣れるまでは生活リズムや体調が崩れやすいです。
2号業務
セキュリティスタッフでも募集しているのが「2号業務」と呼ばれる交通誘導警備・雑路警備です。
主に工事現場やイベント会場など、多くの車両や人が集中する場所で事故やトラブルを防ぐために交通誘導を行っています。
2号業務は屋外での勤務がメインなので、1号業務と比べると体力は必要かもしれません。
しかし「業務時間が早く終わる可能性がある」「その気になればしっかり稼げる」など、メリットも多いです。
交通誘導警備のメリットについては【「交通誘導警備」の仕事内容やメリット・デメリット】で詳しく紹介しています。
警備員の給与形態を知る
警備員の給与形態は「月給制」「日給制」「時給制」の3パターンです。
月給制であれば、警備員の場合固定で18万円~20万円位とされていますが、日給制や時給制なら自分が頑張った分稼げます。
しっかり稼ぎたい方は「日給制」や「時給制」の警備会社を選ぶと良いでしょう。
また、警備業務検定に合格したり、警備員指導教育責任者の資格を取得することで、収入アップに繋げることもできますよ。
給料の仕組みも確認しよう
求人情報には「日給〇〇円!」と書いてあっても、いざ働いてみると「年齢によって日給に差がある」警備会社もあります。
例えば、60歳未満なら日給8,000円、60歳以上やシニア世代だと日給7,500円というように、求人情報通りではないことも。
他にも、日給が高額でも、閑散期になると仕事が減ってしまって稼げなかったり、交通費の支給が無い場合もあります。
もちろん求人通りの警備会社もありますが、なかには上記のような警備会社もあるので、給料の金額だけでなく「年齢と日給は関係ないのか」「閑散期や交通費について」なども面接や問い合わせフォームで確認しておきましょう。
セキュリティスタッフでは社会経験豊富なシニアの活躍の場がたくさんあります。
セキュリティスタッフでは、就労困難者や軽度の障がいをもった方など、さまざまな事情がある方を多く採用しています。シニア・中高年の方々が経験されてきた社会経験は、彼ら彼女らのサポートにとても役立ちます。
セキュリティスタッフでは、警備員として元気に働きながら、後輩達のサポートをしてくれている元気なシニアがたくさん活躍しています。
まとめ
中高年・シニア世代での転職は、若いころに比べて厳しいのが現実が、年齢やスキルに関係なく働けて人気が高いのが「警備業界」です。
特別な資格やスキルがなくても未経験からチャレンジでき、中高年以上の方も積極的に受け入れられています。
実際に、セキュリティスタッフで働く警備員の平均年齢は52歳と、中高年やシニアの方もたくさん活躍していますよ。
立ち仕事なので体力は必要ですが、セキュリティスタッフでは長く働けるサポート体勢を整えています。
名古屋で警備員の仕事に興味がある方は、ぜひ一緒に働きましょう!