「交通誘導警備」の仕事内容やメリット・デメリット
「交通誘導警備」の仕事内容やメリット・デメリットを紹介します!
警備業法の第二条によって4種類に分けられる警備員。
実は、その中でも警備業界においてなくてはならない業種が「2号警備」とも呼ばれる「交通誘導警備」です。
「交通誘導警備」と聞くと、「稼ぎが不安定」や「体力的に辛そう」といったマイナスなイメージを持つ人が多いかもしれません。
しかし、実は頑張り次第でしっかり稼げ、やりがいを感じられる仕事です。
この記事では、セキュリティスタッフでも募集している「交通誘導警備」にスポットを当てて、仕事内容だけでなくメリット・デメリットも紹介します。
交通誘導警備の仕事内容って?
交通誘導警備の仕事は、主に工事現場や商業施設などで、車や歩行者の方へ「停止」や「進行」をお願いし、事故や渋滞などのトラブルが起きないよう交通をスムーズに進めることです。
例えば「工事現場」での交通誘導であれば、付近を通行する歩行者や車に対してだけでなく、工事現場の敷地内で大型トラックや重機などの誘導業務を行う場合もあります。
死角の多い大型車にとって警備員は、安全を確認してくれる、頼りになる存在ですよ。
また、「商業施設」での駐車場警備であれば、駐車場の出入り口に立って車の駐車場所への誘導や車道に出る際の誘導を行います。
つまり交通誘導警備とは、工事現場や商業施設などの場面において交通誘導を行い、車や人の安全を確保する重要な仕事なのです。
交通誘導警備員の魅力
交通誘導警備は「車や人の安全を確保する重要な仕事」であることがわかっていただけたかと思います。
しかし、やりがいがあるのはわかっても「年齢」が気になったり「しっかり稼ぎたい」「プライベートも充実させたい!」というのも本音ですよね。
そんな気になる本音にお答えします。
メリット1:年齢に関係なく高年齢でも働ける
「警備業法」という法律により「18歳以上・高校生不可」という決まりはありますが、年齢の上限に関しての決まりはありません。
60歳以上の人も多く交通誘導警備員として働いており、世代や性別に関係なくチャレンジできる仕事ですよ。
また、病院や百貨店など主に施設の中で見回りをする「施設警備」は、30~40代を中心に採用する警備会社が多いです。
しかし、交通誘導警備は働きたい高年齢層も積極的に採用しているので、定年後も働きたい方や安定して長く働きたい方にもおすすめといえるでしょう。
メリット2:日給が高い
警備会社にもよりますが、セキュリティスタッフで勤務する場合の日給は、日勤で7,500円~13000円、夜勤で10,000円~17,000円前後です。※資格者手当などを含みます
「思ったより高くない…」と感じる方もいるかと思いますが、交通誘導警備の場合「仕事が早く終わる」ことが多々あります。
理由は、交通誘導警備の現場となる工事現場などは、工事を行うために警察への申請が必要で、事前に「何時まで作業を行う」といった事を申請しているからです。
申請した時間以上は作業を行うことができないので、予定よりも早く終わることが多くなります。
工事などの作業終了と合わせて警備員の業務も終わるため、実際は予定の時間よりも早く終われることが多いです。
このように、現場の状況によっては短時間で高収入が見込めるんですよ!
メリット3:しっかり稼げる
実は、その気になればバリバリ稼げるのが交通誘導警備員。
なぜなら、交通誘導は、病院や百貨店など主に施設の中で見回りをする「施設警備」に比べて現場がたくさんあるからです。
現場がたくさんある交通誘導だからこそ、働きたい時に働け、自分の頑張り次第でしっかり稼ぐことができますよ。
実際、セキュリティスタッフで働く警備員の中には月収50万なんて人もいます!
メリット4:日払いに対応
多くの警備会社で、日払いや週払いの制度を採用しています。
「急にお金が必要」なんて時にも、働いた分の給料がすぐに手に入る交通誘導警備員であれば安心ですよね。
もちろん、セキュリティスタッフも日払いに対応しています。
メリット5:柔軟なシフトで働ける
交通誘導警備は、毎週決まったシフトで勤務することは少ないです。
働き方として一般的なのは、自分の働ける日を警備会社にメールなどで申請し、申請した予定に合わせて警備会社から現場を紹介してもらい勤務するという方法。
警備会社によって異なりますが、シフトの日数も「週1~2日程度からOK」の求人を出していることが多いです。
そのため、自分の予定に合わせながらシフトを組むことも可能で、プライベートとの両立もしやすいですよ。
また、Wワークや高年齢の方でも無理のない日数で働けます。
交通誘導警備員の大変なところ
ここまでは交通誘導警備のメリットを紹介しました。
ただ、どんな仕事でも大変なところがあるように、警備員の仕事も決してラクではありません。
実際に交通誘導警備員として働く中で大変な点を見ていきましょう。
デメリット1:屋外での立ち仕事
交通誘導警備の仕事は基本的に屋外での立ち仕事なので、長時間立ち続ける体力や暑さや寒さに強い身体が必要です。
セキュリティスタッフでは、空調服などの季節に応じた制服を取り入れ働きやすい環境を整えています。
また、高年齢の人が多く働いている点を見ても、立ち仕事ではありますが重労働ではないといえるでしょう。
デメリット2:天候によって給料が減ってしまう
頑張り次第でバリバリ稼げる仕事ではありますが、雨や雪の日には警備の仕事が中止になることもあります。
勤務予定日に大雨が続くなど、突発的に働けない状況が続いてしまった場合「予定よりも働けずに稼げなかった」という問題が発生する可能性があります。
ただ、少しの雨であれば中止になることは少ないですし、工事現場など依頼主の都合で中止にする場合には日当がそのまま支払われることもあります。
デメリット3:事故に巻き込まれる可能性がある
交通誘導警備は、通行する車両や工事現場などの近くに駐在しているという観点から、デスクワークなどに比べると事故に巻き込まれる可能性が高いです。
ただ、事故は交通誘導警備員に限らず、日常生活でも起きてしまう可能性はありますし、業種によっては更に危険な仕事もあるかと思います。
事故に巻き込まれたり、反対に自分自身が事故の原因とならないよう、集中力が必要です。
「交通誘導警備」は長く働けて、自分次第で稼ぐことができる魅力的な仕事!
この記事では、警備員の中でも「交通誘導警備」にスポットを当てて紹介しました。
交通誘導警備は、車や人の安全を確保する重要な仕事でありながら、年齢に関係なく働け、頑張り次第でしっかり稼ぐこともできる、魅力たっぷりな仕事です。
もちろん大変な部分もありますが、その分、やりがいや達成感も感じられます。
名古屋や愛知県で「交通誘導警備にチャレンジしたい」という方は、ぜひセキュリティスタッフで一緒に働きましょう!
警備案件の多いセキュリティスタッフなら、あなたの都合に合わせた働き方が可能ですよ。